シックに♪キュートに?卒業式で着たい振袖×袴のコーデ集4つ【画像】
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振袖を成人式に着たいけど、人生で1回しか着ないならもったいないかな。こんな風にお考えではありませんか?
実は振袖を成人式だけでなく大学の卒業式にも利用している賢い女子もいるのです。 成人式の振袖を卒業式にも利用するのであれば、ちょっとしたルールやコツがあります。
今回の記事では、振袖と袴の違いについて解説します。
目次
振袖とはざっくり言うとお祝いの席で着る着物の袖が長いもの。こんな認識の方が多いのではないでしょうか。
そして、袴とは卒業式に着るワイドパンツのようなものです。ですので、全く別ものですよね。
しかし、袴の上に着ている着物。この部分が振袖なのです。そこで賢い女子は「成人式で着た振袖を卒業式でも着られるかも?」と考えるわけですね。
とはいえ、普段は全く着物や振袖を着ない私たちには着物の着付けやルールを知りません。
着物の世界は格や季節性を重視する奥深いもの。果たして、成人式に着る振袖をそのまま卒業式の袴に合わせておかしいことはないのでしょうか?
振袖は未婚女性の第一礼装です。TPOという言葉がある通り、成人式というお祝いの儀式では普段着ではなく着物や振袖などの服装で出席するのが礼儀です。 では、卒業式はどうでしょうか。
卒業式も今までお世話になった先生や親御さんに感謝の意を表しつつ、学業を修めたことをみんなでお祝いする大切な儀式です。そのため、卒業式にも振袖を着て何らおかしなことはありません。
袴は元々明治期の女学生の服装でした。「はいからさんが通る」という少女漫画では袴にブーツ姿のおてんばな女学生をみることができますが、そのコーデは今でも袴+ブーツというスタイルは健在です。しかし、この袴スタイルが登場する前の女性の正装は着物や振袖でした。
振袖に袴を合わせることはできるのですが、いくつか気を付けたい点があります。以下でご説明します。
振袖には小振袖・中振袖・大振袖と袖の長さや裾までの長さにより違いがあります。袴は「はいからさん」のように活動的な印象のあるワイドパンツです。そのため、成人式でよく着られる中振袖だとドレッシーすぎる印象があるかもしれません。
中振袖を袴に合わせることも可能です。その場合は鏡で全体のバランスを見て、髪型はアップにせずおろすなどの工夫をし、振袖と合った雰囲気に仕上げましょう。
振袖は全体に柄がよく考えて配置されています。袖の柄は袴を着ても隠れませんが、腰から下の胴体の部分の振袖の柄が袴で隠れる形になります。
袴の色は黒やエンジや紺色などさまざまあります。振袖との色の組み合わせによって、落ち着いた印象にも派手な印象にも変化します。
<振袖と袴の色の組み合わせの一例>
ここで改めて、振袖のコーディネートと袴のコーディネートを見てみましょう。画像の振袖では中振袖を着用しています。やはり、とても袖が長いですよね。振袖コーデでは振袖自体の色の他に帯の色がとても重要です。
こちらの画像では赤の反対色である薄い黄緑色の帯揚げ(帯の上にクロスしてある布)を使い、アクセントにしています。クローバー結びの赤い帯締めも、金色の帯ととても良くマッチしていますね。
袴には単色のものとグラデーションのものがあります。最近ではワンポイントの刺繍がついている袴やビビッドピンクの袴もあり、振袖と同じで進化しています。
足元も草履やブーツではなくパンプスを合わせているのが一歩先をいく感じです。
成人式の振袖を卒業式に合わせることをタブーと考えていた時期もあるようですが、現代では合わせてOKという考えが主流のようです。
着る機会の少ないと言われる振袖ですが、是非卒業式にも袴と合わせてご活用ください!
振袖の流行や最新情報をお届けます。