成人式の振袖写真について調べていると、「前撮り」という言葉だけでなく「後撮り」という言葉も目にすることでしょう。

成人式の前撮りは成人式当日の前に振袖などで記念写真を撮る事です。

では、後撮りとは一体いつ頃撮るべき写真なのでしょうか?

前撮りはよく聞くけど、後撮りって何?

成人式の後撮りとは、成人式が終わった後にゆっくりと写真館などで記念写真を撮る事です。要は、前撮りの後バージョンなのですね。  

振袖を着るのは、普段着物を着ない私たちにとっては結構な負担です。成人式当日は式以外にも家族での食事会、同級生との二次会などイベントが立て続く人もいます。

せっかく振袖を着ているから改まった写真も撮りたい。でも今は写真館に行く余裕はないから後にしよう。こんな理由で振袖写真の後撮りをする人もたくさんいらっしゃいます。

後撮りプランが人気のお店はどこ?

①大手写真館はプリント代が高い

後撮りは振袖店よりも写真館が積極的です。有名な大手写真館では、ほぼ1年中振袖をレンタルする後撮りを受け付けています。しかし、筆者も経験しましたがスタジオのある大手の写真館は結構料金が高めです。

写真の技術はさすがの一言です。が、たくさんのカットを撮られても写真1枚あたりのプリント料金が高く、調子に乗って何枚も注文すると6~8万円以上は請求されてしまうでしょう。値段を安く抑えるのなら、購入した振袖を持ち込めば1万円は抑えられるでしょう。

 

②狙いは地元の写真館に振袖持ち込みで

後撮りでオススメなのは、地元の写真館です。スタジオは豪華ではありませんが、大手写真館よりもプリント代がリーズナブルです。また、お母さんやお姉さんなど家族の振袖を借りられるのなら、持ちこみすれば撮影料金はもっと抑えられます。

家族が振袖を持っていないのであれば、ネットでシーズンオフの振袖を安くレンタルし、それを街の写真館に持ち込み着付けてもらうという方法もあります。

後撮りで気を付けるべき注意点とは?

①後撮りプランを宣伝する店が少ない

正直なところ前撮り写真と比べて後撮りプランを広告しているお店は実際少ないようです。なぜでしょうか。

1つの理由として、前撮りよりも後撮りは時期があいまいなことが挙げられます。前撮りの場合、女性の日焼けを考慮し前年の成人式のあとの3~5月頃か成人式直前の10~12月ぐらいに写真館や振袖店はキャンペーンを行っています。

しかし、後撮りの場合は既に成人式が終わっていますから、〇月まで、という目安がなくキャンペーンをしづらいのです。

 

②割引や特典が少ない

前撮りは多くの振袖店が振袖とセット販売しています。また、振袖購入またはレンタルで前撮りが無料になる店も多いのです。  

しかし、後撮りの場合はいつでも利用できますが逆に大幅な割引や特典もありません。振袖だけでなく他の商品でもそうですが、お店が割引をする際はたいてい期間限定です。後撮りの場合は期間を限定しづらいので、割引の対象にもなりにくいのです。

 

③写真を撮り忘れて21歳になるかも?!

「後撮りをいつかしよう」と思いながら、毎日の勉強やバイトで忙しく気が付いたら忘れてしまった!こんなケースも後撮りの場合はあるのです。  

振袖を着る機会を楽しみにしていたのに、結局着なかった。こんな後悔が残るのは非常にもったいないですよね。オススメは、成人式のあとの3月です。学生の方は春休み中ですし、季節も暖かくなっています。

まとめ

振袖の後撮りについてご紹介しました。スマホで気軽に取る写真も良いですが、振袖を着た写真というのは後から見ると懐かしく感慨深いものがあります。

是非、前撮りを忘れた方は今からでも(!)後撮りでステキな時間をお過ごしください♡