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2024.08.30
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2018.04.23
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振袖の帯揚げは、帯の上に沿って少し顔を出している細長い布のことです。
分量は少ないですが、振袖の大切な名脇役。帯揚げの色は差し色として振袖全体のコーデを左右するといっても過言ではありません!
今回の記事では、スッキリ洗練された振袖姿に欠かせない帯揚げの可愛い結び方、そして帯揚げの素材についてご紹介します。
振袖には帯があるのになぜ帯揚げを締めるのでしょうか。帯揚げは昔、帯枕の代わりとして帯に山を作るための実用品でした。しかし、帯枕(アイマスクのような形)という便利な小物が登場してから帯揚げは振袖コーデの差し色担当として使われるようになったのです。
※ご覧のように、帯揚げの色はたくさんあります!
帯揚げの基本の結び方は、本結び、入組(いりく)、そして一文字結びの3種があります。帯揚げは帯と帯締め(帯の上にある紐)を締めたあとに結びます。
左右対称で真ん中の結び目がリボンのように見える結び方です。帯揚げは結びやすいように幅で三つ折り、または四つ折りにしてから結ぶとキレイです。
帯揚げを長さで半分におり、腰から前の帯までちょうど中心になるように回します。一度真ん中で結び目を作り、そこから蝶々結びをつくる要領で羽をつくります。余った部分は帯揚げの中に入れ、帯揚げの結び目は最後に帯の中にしまって整えます。結び目は帯にかからないようにします。
帯揚げの結び目から出ている2つの羽根が、漢字の「入」に似た形状で組まれてこのネーミングの由来です。入組には入組襟飾り、そして入組山飾りというアレンジがあります。画像は帯揚げを2枚使ったパターンで、下にはチェックの帯揚げ、上にグリーンの帯揚げを入来山飾りで重ねていますね。
帯揚げを結ぶことなく、帯揚げを帯の上で巻いて端は帯の下に差し込んでいるだけ。初心者でも一度覚えればカンタンな結び方です。
最もシンプルな結び方です。
真正面から見て結び目やひだはなく、帯の上からみえるまっすぐな1本の布に見えることから、この名称がつけられました。
さて、ここまで基本の結びをご紹介しましたが、この先は帯揚げのアレンジ結びをみていきましょう。
リボン結びは可愛らしいスウィート路線の振袖にぴったりなアレンジです。帯揚げを2枚用意し、2枚の帯揚げを絡めて蝶々結びをします。2枚の帯揚げの色次第で様々なコーディネートが楽しめます♪
花結びはリボン結びのアレンジバージョンです。リボンの羽を多めに作り広げることで、花のように見える可愛らしい結び方です。
お下がりの地味目な振袖でも、この花結びで華やかな雰囲気を出すことができますよ♡
2枚使ったアレンジも可愛いですよ。
2つの異なる帯揚げを交互にねじって端は丸めて留めています。
「帯揚げと言えば総絞り」というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。
確かに、帯揚げは帯に対するアクセントとしての付属品ですので、昔からある帯揚げは総絞りとい絞り染めを施したものが主流です。
しかし、最近ではレースやチェックなど様々な帯揚げが販売されています。
帯揚げは帯と違って「チラ見せ♡」を楽しむ小物ですので、振袖全体で見られる分量がさほどありません。総絞りにこだわらず、振袖全体のコーディネートを考え、いろいろな帯揚げにチャレンジしてみてくださいネ。
帯揚げが可愛く結べていると、振袖全体のコーデの可愛さもアップします!
同じ振袖でも帯揚げを変えると違った印象になるので、是非さまざまな帯揚げコーデを楽しんでくださいね♪
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