成人式という一生に一度の記念日には、高見えする華やかな振袖を着て参加したいものです。
しかし、振袖の選び方を間違えてしまうと安っぽい印象を与えてしまうことがあります。
安っぽい振袖を選んでしまった場合、一生忘れられない後悔につながってしまうかもしれません。
そこで今回は、安っぽい振袖コーデにならないためのポイントをご紹介します。

安っぽい振袖に見えてしまう理由

普段着ている洋服にも、高見えするものと安っぽく見えてしまうものがあります。
これと同じように振袖を身に着けた場合にも、高級感ある着こなしに仕上がることもあれば、安っぽい雰囲気になってしまうこともあるものです。
安っぽい振袖とは、見た目がペラペラで高級感がなく、周囲と比べて見劣りしてしまう振袖のことです。
生地が薄かったり柄が単調だったりすると、振袖が安っぽく見えてしまうかもしれません。
また、柄のプリントがキレイに出ていない振袖や縫製が雑な振袖も、周囲に安っぽい印象を与えてしまいます。
成人式の振袖を選ぶときには、安っぽい印象を与えてしまうことがないかを注意深くチェックしましょう。

安っぽい振袖に見えないようにするポイント

振袖が安っぽく見えてしまうのを避けるためには、以下のようなポイントを意識するようにしましょう。

振袖生地の厚さを確認する

振袖の生地が薄いと安っぽく見えやすくなります。
振袖を選ぶときには、生地に十分な厚さがあるかを確認しておきましょう。
高級な振袖は正絹で作られており、適度な厚さとしなやかさがあるため、高級な雰囲気に着こなせます。
一方でポリエステルの着物の中には、かなり薄くペラペラなものもあるので注意が必要です。
生地の違いは一目瞭然なので、安っぽく見える生地を選ばないよう気を付けましょう。

振袖の柄の出方を確認する

柄の出方によっても振袖の雰囲気は変わってきます。
柄をプリントした廉価な振袖の中にも、安っぽく見えないものはあります。
柄が単調なものや色合いが地味なものは、ときに安っぽく見えてしまうため注意したいものです。
また、蛍光色が使われているなど極端に明るい色合いに仕上げられているものも、かえって安っぽい振袖に見えてしまうことがあります。
ほどよい色合いやデザインの振袖を選べば、安っぽい印象になるのを避けられるでしょう。

刺繍や絞り、手描きの振袖を選ぶ

安っぽい振袖を避けたいときには、刺繍の振袖や絞りの振袖を選ぶのがおすすめです。
職人が丹精込めて刺繍や絞りで仕上げた振袖には立体感があり、高級な印象を与えることができます。
また、金彩加工などを施して丁寧に縫製した振袖を選ぶのもおすすめです。
かといって、刺繍や絞りなどの加工がされていない振袖がすべて安っぽく見えるというわけではありません。
熟練の職人が手描きで仕上げた振袖には、素人が見ても分かるような高級感が漂います。
丁寧に仕上げられた高級な振袖を選べば、安っぽく見えてしまう心配はありません。

小物で振袖のスタイルをアップさせる

せっかくいい振袖を選んでも、小物の選び方を間違えてしまうと急に安っぽく見えてしまいます。
振袖はトータルコーディネートが重要なので、小物の選び方にも十分こだわりましょう。
特に、帯は振袖の印象を大きく左右するものなので、高級感のあるものを選ぶことが大切です。
また、大ぶりのショール、上品なバッグや草履を選んで合わせるのもおすすめです。

必ず実物の振袖を確認する

最近では、振袖のネットレンタルサービスを利用する方が増えてきました。
しかし、振袖をネットレンタルする場合、成人式当日まで振袖の現物を確認できないこともあります。
ウェブサイトの画面上では高級そうに見えた振袖でも、実際に届いてみるとかなりペラペラだったり傷んでいたりすることが残念ながらあるものです。
振袖レンタルにはまとまった費用がかかるため、リスクを避けるためにも、できれば事前に振袖の実物を確認しておきましょう。

振袖の生地やデザインにこだわれば安っぽく見えない！

高級な着物と安っぽい着物はまったく質感が異なります。
成人式には振袖を着て参加する女性が大勢いるため、隣に並べば振袖の格の違いはすぐに分かってしまいます。
安っぽい振袖を着て成人式に参加すると、当日恥ずかしい思いをすることになるかもしれません。
後悔しないためにも、生地の質やデザインにこだわって振袖選びをしましょう。

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