高くて可愛いのは当たり前。安くてコスパが良いものをヒトは求めています。最近、その傾向はますます強いようです。プチプラ、ロープラファッションを特集する女性誌は毎回売れゆきが良いそうです。

では、振袖のプチプラってあるのでしょうか？今回の記事では、成人式や結婚式でのマストアイテム「振袖」のプチプラについて解説しましょう。

賢い女子はプチプラでコーデする

以前からプチプラファッションは流行っていましたが、ここ数年では加速しています。ある元有名タレントはAmebaブログでプチプラファッションコーデを定期的に披露。元々はセレブ寄りの彼女でしたが最近では庶民派を自負して主にGUやしまむらなどをメインにコーディネートしているとか。

ファッションに何十万円も使うのではなく、小物は100均一、ファッションもしまむら、GU、H&MなどのファストファッションやCANMAKEなどのプチプラメイクを楽しむ。こんなスタイルの方は「プチプラー」と呼ばれ、雑誌でも特集されているほどです。プチプラ全盛期の今は、安いのに優秀なものが多い時代。特にプチプラコスメの下地やチークは通常品とあまり差がないと感じるものもあります。

振袖のプチプラはいくらからいくらまで？

では、振袖のプチプラとは一体いくらぐらいのものを指すのでしょうか？

振袖サイトを調べてみました。まず最安値だと思うのは有名振袖レンタル店のプチプラコーナー9800円の振袖です。どんなに安い振袖レンタルでも8～10万円以上はするため、これは破格と言えますね。

他に3900円～とアピールするサイトもありましたが、実際に見てみると振袖ではなく着物でした。振袖で他にプチプラを探していると、9800円の次にお安いのは39,000円のサイトを発見！ どうやら振袖のプチプラは39,00円～9,800円ぐらいの幅の価格帯のようです。

プチプラ振袖は普通の振袖と何が違うの？

プチプラ振袖を見ると、色と柄に特徴があります。色は黄土色やグレーなどのくすんだ色が多く、柄は全体に入っているのではなく斜めに模様のラインが入っているだけなど少しさみしげ。10万円前後する振袖とは明らかに見た目が異なります。

また、振袖サイトやカタログのモデルに一般人を採用しているため、価格が押さえられているようですね。

レンタルで16万円～、購入で25万円～のお品は、上から下までびっしりと柄が入っており、生地にも張りがあります。

プチプラでレンタルできる振袖は、柄が少なく、色の発色度が低いでしょう。しかし、振袖はコーディネート次第で見た目が変化するものです。
プチプラ振袖が華やかさに欠ける、、、と思うなら、帯や半襟やヘアメイクで補強することは充分可能です。

プチプラ振袖を探すならこんなお店で

プチプラ振袖を扱っているお店は、実はあまりありません。振袖　プチプラというキーワードでネット検索しても、数件程度。だいたいの振袖サイトでは最低でも5、6万円（前撮りなし）の相場はします。

「色や柄は気にしない！とにかく安くないと振袖が着られない」という方は、プチプラ振袖の数はあまり用意されていないので早めに予約を入れましょう。

また、プチプラよりもオトクなのはお母さんやお姉さんの振袖を借りる事。お母さんの時代の振袖は今より高級なものが多いので、実際に着てみると凛とした上品な雰囲気になりますよ。

まとめ

プチプラ振袖を選ぶなら安さだけでなく自分が絶対可愛いと納得できる振袖を選びましょう。
いくら安い金額でも、当日着たくない「がっかりする振袖」であれば、結果的にお金がもったいないのです。