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成人式や結婚式で振袖を着たあと、どのように処理をすれば良いか知っていますか?
正しい方法で処理しておかなければ、せっかくの振袖がダメになってしまうかもしれません。
振袖を着た後の正しい処理方法について確認しておきましょう。
目次
呉服屋さんなどの着物を扱うお店で販売されている「着物ハンガー」を知っていますか?振袖を着た後は、着物ハンガーにかけて風通しの良い場所日陰で水分を抜くようにしましょう。干しておくことで、しわがとれ、汗や湿気などの水分も抜くことができます。
普通のハンガーではなく、着物用のハンガーを使用することで、振袖をまっすぐ綺麗に干すことができます。振袖の袖よりもハンガーが短い場合、振袖に跡がついてしまうかもしれません。できるだけ振袖の袖よりも長い着物ハンガーを選びましょう。
また、ハンガーにかけて干している間に、シミや汚れを確認しておきます。 帯や小物も水分を抜くために日陰で干すようにしましょう。
帯が折れてしまわないようなサイズのハンガーなどにかけて干します。振袖や帯は何時間か干しておくことで汗や湿気の水分は取り除くことができます。
着物などの和服を干すための着物ハンガーの正式名称は「衣紋掛け(えもんがけ)」と言います。着物ハンガーは着物や振袖の長さに合わせて、横棒の部分が長くなっています。
洋服用のハンガーに着物を干すと、横棒の長さが足りないため、袖の途中で折れた跡がついてしまうでしょう。和服を干す場合は、着物ハンガーを使用するようにしましょう。
着物ハンガーは、呉服店やインターネットで購入することができます。値段は安いモノで500円程度なので、比較的手にしやすいですね♪
普段の洋服にも使用できるように、横の棒をおりたたんで使用できるものや、袖の長さが長い着物のために横幅が長いものなど、様々な種類が販売されています。
着物ハンガーは、振袖を着る前にも役に立ちます。
振袖を着る前日には、シワや防虫剤の臭いを取るために着物ハンガーにつるして干しておきましょう。
干す場所としては、直射日光があたらない場所を選びます。
振袖を着る前にシワがついていることに気づいてしまった場合、どうすれば良いのでしょう?
小さいシワであれば、振袖を着る前日に着物ハンガーにかけて干しておくことで、振袖の重みでシワを取ることができます。
また、振袖を着用した跡でも、座った時のシワなどがついている可能性もあります。着用前と同様に、着物ハンガーにほしておくことでシワを取ることができるでしょう。
しかし、着物ハンガーにかけて日陰で干したにも関わらずシワがとれなかった場合はどうすれば良いのでしょうか?振袖にアイロンは使用しても良いのでしょうか?
着物ハンガーに干していても、振袖のシワがとれない場合、アイロンはかけても良いのでしょうか? もし着付けをした時に、シワが目立たない場合は無理やりアイロンをかけてシワを散る必要はありません。
しかし、どうしても気になる場所にシワがある場合は、アイロンをかけてシワを取りましょう。
振袖の記事の素材によってはアイロンをかけることで変色したり、縮んでしまったりしてしまう可能性があるので、アイロンを使用する前に十分に確認しておきましょう。
また、アイロンは直接あてず、あて布をして、低温~中温で使用します。 霧吹きを使用するとより効果的です。
しかし、霧吹きはあて布にかけ、直接振袖にかからないように注意しましょう。
振袖を着たあとの処理方法についてご紹介しました。
振袖は脱いだ後すぐにたたまずに、着物ハンガーにかけて何時間か干しておくようにしましょう。
日陰で干しておくことで、体温や湿気を取り除きます。
また、着ている時に気が付かなかったシミや汚れがないかを確認し、染み抜き等のクリーニングが必要な場合は汚れの度合いに合わせてお店でお手入してもらうようにしましょう。
振袖の流行や最新情報をお届けます。