成人式の振袖は高いからネットでは買いたくない。お店で実物を試着して決めたい。こんな考えを持つしっかり者の女子は意外と多くいらっしゃいます。

振袖を買うならすぐに決めず、まずは下見をしましょう。お店に来店予約を入れるといろいろオトクがありますよ♪

今回の記事では、下見に行く前に知っておくべき注意点をまとめてご紹介します。

【注1】振袖下見は誰と行くべきなのか

①一人の場合

独立心旺盛でどこにでも一人で行く女子は振袖店にも一人で下見に行くかもしれません。筆者も実際に二十歳の時にはそのようなタイプでした。

振袖の下見に行くなら、学校帰りの駅や地元の駅など帰宅ルートにあるお店が見やすいと思います。友達やお母さんなどがいないので一人でじっくり振袖を見られるというメリットがあります。しかし、お店の人から声をかけられやすいという特徴もあります。もしお店の人がずっとついてくるようであれば、「少し見させてください」など一言言えば大丈夫です。

 

 ②母親との場合

お母さんが振袖を買うのに賛成なのであれば、是非お母さまと一緒に行くことをお勧めしましょう。娘と振袖の下見にいくなんて、素直に言えなくても母の気持ちとしては嬉しくないはずがありません。

ここで気を付けたいのは、振袖に関する予算です。総額で10万円までなのか、20万円までなのか、30万円までなのか。振袖の支払を分割でできるお店もありますので、下見の前にだいたいの予算を聞いておきましょう。

ノリノリで試着したのに、「ごめんね。その振袖は高いからムリ」なんて言われて下見中に振袖店で親子ゲンカ。そんな悲しいことを防げるからです。

 

③友人との場合

成人式に振袖を着るというお友達がいるなら、一緒に下見に行きましょう。普段のあなたを知っていますし、金銭的な面でもいろいろとアドバイスしてくれることでしょう。
また、「〇〇なら絶対こっちのが可愛いよ」「こっちも似合うよ」など、お店の人とは違った直球の意見もだしてくれます。

 

④彼氏との場合

ラブラブな彼氏がいるあなたは、彼氏と下見に行きましょう。艶やかな振袖姿を見るのを楽しみにすることでしょう。

但し彼氏のタイプによっては、ウィンドウショッピングが嫌いな男性もいらっしゃいます。自分が支払う訳ではないのでお金を気にせず「こっちの方が可愛いのに」と言ったり、「成人式で女はこんなにお金かかるの?」など傷つくことをズバズバと言うかもしれません。その際は男性と女性は違うものと考え割り切れば大丈夫です。

【注2】振袖下見にお金は持っていくべき?

振袖を買う年齢の女性はまだ高額の買い物に慣れていないはずです。洋服を買う時も何店舗か回ると同じようなデザインの服でも数千円の差があり、「あの店で買えばよかった!」なんて後悔することがあるはずです。

振袖の下見に現金を持っていけば必ずお金を支払いたくなる衝動に駆られることでしょう。キャンセルもできるかもしれませんが、すぐに現金が全額戻ってくるかは保証されません。 ですので、実際にお金を支払う時は親やご家族の方にお願いするべきです。自分のバイト代で買う場合でも、一度親や信頼する大人に「これくらいの値段で買おうと思うんだけど」と事前に相談しましょう。

【注3】振袖を気に入った場合はどうすればいい?

下見の前にネットでさんざん振袖をチェックしている女性は、ある程度振袖について知識があるはずです。

このデザイン、この特典、この質でこの値段ならお買い得かも! そのように判断したのであれば、その振袖を取り置きしてもらいましょう。「この振袖が気に入りました。後日家族と来るので取っておいてもらえますか?」と伝えましょう。店によっては断られる場合もありますが。取り置き期間は1週間がマナーです。取り置き期間中に気持ちが変わったのであればブラックなお客様にならないように忘れずお店に連絡しましょう。

【注4】店員とあまり気が合わない場合は?

同じ人間でも、どうしても気が合わない人って絶対にいます。振袖店のスタッフの方の場合も同じです。成人式に着る振袖のことだからと一生懸命に接客をしてくれますが、中にはその一生懸命な姿がカーバーに感じる女の子もいたりします。

その店の店員さんとあまり意見が合わないからといって、成人式の振袖は他の店舗でも他のブランドでもたくさんあります。何となく違うな~と思ったら、次の店に来店予約を入れれば良いのです。

【注5】「買います」口約束だからキャンセルできる?

お店で接客してもらっている途中にトークが盛り上がり、ついつい「買います!」と言ってしまうこともあるかもしれません。そして、後から考えて「やっぱり違うのにしたい」と気持ちが変わることもあるでしょう。

自分から振袖店へ来店し「買います」という行為は実は契約としてみなされます。実際にそのあと買わないからといって振袖店があなたを訴えることはないでしょう。しかし、安易に「買います」は言わない方が身のためです。

「気に入ったけど他のも見たいです」、「この振袖を買うとしたら支払いはいくらになりますか?」など上手に自分の気持ちを伝えながら振袖情報を集めて最終的に決めましょう。

【注6】「下見だけで買うつもりはない」はっきり言ってOK?

OKです。相手もあなたも商売ですので慣れています。

安易に振袖を決めて後からキャンセル手続きなどをする方が相手に失礼です。また、最初から予算を伝えてそれに合わない振袖ばかりを提案されるのであれば、「次の店に行く」「ネットレンタルを利用する」などの他に方法も考えましょう。

まとめ

振袖の下見はドキドキするかもしれません。携帯電話と同じように、一度購入したらあとに引けません。
携帯電話のように2年縛りはありませんが、iPhoneの最新機種本体と同じくらいの費用がかかります。
振袖は下見を何度もして慎重に選びたいものです。