【図解】振袖レンタル相場|10万vs30万、後悔しない選び方の判断基準
「振袖レンタルの相場を調べたら25万円って出てきて、正直びっくりしました。1日のためにそんなに出...
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2025.11.15
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2025.12.15
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19歳 大学生
「メルカリを見たら、振袖が3万円とかで売っててびっくり! レンタルの相場は20〜30万円って聞くし、買ったほうが絶対安いですよね? 浮いたお金で旅行に行きたいけど、何か落とし穴があるのかな…」
成人式の振袖選び、少しでも費用を抑えたいと考えるのは当然のことです。
最近はフリマアプリで「振袖フルセット 3万円」といった激安出品も見かけるようになり、「レンタルするより買ったほうが賢いのでは?」と悩む方も増えています。
しかし、「表示価格」だけで判断するのは非常に危険です。
★この記事で「本当のコスト」が分かります
メルカリ購入にかかる「見えない追加費用」と「リスク」を徹底シミュレーション。 本当に安くなるのか、それともレンタルの方が安全なのか、数字で検証します。
目次

ここ数年、SNSを中心に「振袖はメルカリで安く揃えた!」という投稿を目にする機会が増えました。
最大の魅力は、やはり「価格の安さ」です。
主な理由は、「古い在庫の処分」や「個人の不要品」だからです。 レンタル店や呉服店が抱える型落ち品や、一般家庭で眠っていた昭和・平成初期の振袖が、安価で出品されています。
「数回着るだけだし、安くて可愛いならそれで十分!」 そう思うのは自然なことです。
しかし、「購入金額=総額」ではないという点に、多くの人が購入後に気づくことになります。

では、実際にメルカリで振袖を購入して成人式に出るまで、最終的にいくらかかるのかをシミュレーションしてみましょう。
「最安で済んだケース」と「現実的なケース」、そして「トラブルが起きたケース」の3パターンで比較します。
| 項目 | ①最安ケース (奇跡的に成功) | ②現実的ケース (不足品買足し) | ③トラブル時 (サイズ直し等) |
|---|---|---|---|
| 振袖本体 | 20,000円 | 40,000円 | 40,000円 |
| 小物・長襦袢 | 10,000円 | 20,000円 | 20,000円 |
| 着付け | 10,000円 | 15,000円 | 15,000円 |
| ヘアメイク | 8,000円 | 12,000円 | 12,000円 |
| サイズ直し | 0円 | 0円 | 50〜80,000円 |
| シミ抜き | 0円 | 0円 | 20,000円 |
| 合計総額 | 4.8万円 | 8.7万円 | 15〜18万円 |
表を見て「えっ、メルカリで4,000円の振袖も見たことあるよ?」と思った方もいるかもしれません。
確かに数千円の出品もありますが、それらの多くは「練習用」や「リメイク素材(生地取り用)」です。
成人式という晴れ舞台で、胸を張って着られる「着られるレベル(汚れがなく、柄が古臭くない)」の相場は、やはり2万〜4万円になります。
そして最も恐ろしいのが、表の右側にある「トラブル時の高額出費」です。
「なんで直しやクリーニングだけで5万円もかかるの?」
と疑問に思う方のために、着物特有の事情を解説します。
知っておきたい 意外とかかる「お直し代」の正体
① サイズ直しが「5万円」もする理由
洋服のように「裾を少し切る」だけでは済みません。
身丈(身長)や身幅を直す場合、一度着物をすべて解いて反物の状態に戻し、洗ってから縫い直す「洗い張り(あらいはり)」という大掛かりな工程が必要になります。
職人の手作業になるため、新品を買うのと同じくらいの費用(5〜10万円)がかかることも珍しくありません。
② クリーニング代が「2万円」になる理由
メルカリなどの個人出品で最も多いのが「保管状態(ほかんじょうたい)」の問題です。
タンスに何年も入れっぱなしだった振袖は、湿気で「カビ」が生えていたり、独特の「古臭いにおい」が染み付いていることがあります。
これらは通常の丸洗いでは落ちず、特殊な「カビ取り加工」や「オゾン消臭」が必要になるため、高額になりがちです。
このように、「安く買ったつもりが、お直し代で結局高くついた」というのは、メルカリ購入でよくある失敗パターンなのです。
では、実際にどのような失敗が起きているのでしょうか。 ここでは、よくある失敗事例を5つご紹介します。
これらはすべて、「レンタルなら防げたはずのトラブル」です。
写真では綺麗に見えたのに、実物は襟元にファンデーションのシミがびっしり。さらに箱を開けた瞬間、強烈な防虫剤とカビの臭いが…。クリーニングに出したら2万円かかり、臭いも完全には取れませんでした。
レンタルなら安心
専門店がプロの技術でメンテナンス済みの、清潔で美しい振袖が届きます。
「身長160cm対応」と書いてあったので買ったのに、着てみたら裄(腕の長さ)が全然足りず、ツンツルテン状態。仕立て直しを頼んだら「洗い張り」が必要と言われ、見積もりは8万円。泣く泣く諦めました。
レンタルなら安心
事前に試着してプロがサイズを確認。サイズ展開も豊富で、あなたに合う一着が見つかります。
スマホの画面では鮮やかな赤に見えたのに、届いたのはくすんだ朱色。昭和感満載で、友達の今っぽい振袖と並ぶのが恥ずかしくて…。結局、成人式に行きたくなくなってしまいました。
レンタルなら安心
最新トレンドの色柄が揃っており、実物を手に取って顔映りを確認できます。
振袖を買ったことに満足して、着付けの予約を忘れていました。10月に美容院に電話したら「成人式当日はもう満席です」と断られ続け…。早朝3時スタートの美容院しか空いていませんでした。
レンタルなら安心
振袖レンタルとセットで、当日の着付け・ヘアメイク枠も優先的に確保されます。
「フルセット」と書いてあったのに、着付けに必要な「腰紐」や「帯板」、「コーリンベルト」が入っていませんでした。慌てて呉服屋さんに買いに走り、結局2万円ほどの追加出費に。
レンタルなら安心
着付けに必要な小物はすべてセットに含まれており、忘れ物の心配がありません。

ここまでリスクばかりお伝えしましたが、もちろんメルカリで安く購入して満足している方もいます。
しかし、成功している人には共通点があります。 それは、「以下の5つの条件をすべてクリアしていること」です。
メルカリ購入に向いている人の条件
正直なところ、初めて振袖を選ぶ方で、この条件をすべて満たせる人は全体の20%以下ではないでしょうか。
もし一つでも不安な点があるなら、無理をせずプロにお任せする(レンタルする)ほうが、結果的に安く、精神的にも楽に済みます。

「リスクは承知の上で、どうしてもメルカリで探したい!」
そんなチャレンジャーなあなたのために、購入ボタンを押す前に確認すべき「最終チェックリスト」を作成しました。
購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、
必ず確認しておきたいポイントです。
購入前 最終確認リスト
① サイズ・寸法
② 状態・品質
③ セット内容・出品者
ちなみに、これらをすべて満たしていても「試着して、実際に顔や体型の状態を確認」できていないリスクは残ります。
フリマで振袖を購入するのは、あくまでも「DIY」であるということを覚えておきましょう。

購入して終わりではありません。むしろ「届いてから」が本番です。
成人式当日までにやるべきことを時系列でまとめました。
レンタルなら「予約して当日行くだけ」の工程も、購入派はすべて自分で手配する必要があります。
STEP 1(到着直後)
検品&クリーニング出し
届いたらすぐに広げて、カビや臭い、シミをチェック。少しでも気になれば呉服系クリーニング店へ。 ※一般のクリーニング店では断られることが多いです。
STEP 2(到着1週間以内)
試着&不足品の買い出し
YouTubeなどを見て自分で着付けてみる。紐が足りない、襟芯がない、草履が劣化している…といった不足品をリストアップして購入。
STEP 3(半年前〜3ヶ月前)
美容院の確保
「持ち込み振袖」の着付けに対応してくれる美容院を探して予約。成人式当日の枠は争奪戦なので、購入が決まる前から動くのが吉。
STEP 4(成人式後)
着用後のお手入れ&保管
汗抜きクリーニングに出し、湿気の少ない場所で保管。年に一度は虫干しが必要。
レンタルなら:脱いでそのまま返却箱に入れるだけで終了!

最後に、メルカリでの購入と、furimoで紹介しているような専門店でのレンタルを、あらゆる角度から比較してみましょう。
「安さ」をとるか、「安心」をとるか。この表を見れば一目瞭然です。
この表から分かるように、メルカリ購入は「4〜5万円の安さのために、大きなリスクと手間を買う」という選択です。
一方、レンタルは費用こそ少しかかりますが、「失敗のない成人式」と「貴重な時間」を買うことができます。

ここまで公平に比較してきましたが、私たちフリモ編集部としての結論をお伝えします。
「初めての振袖選びなら、メルカリ購入は正直おすすめしません…!」
その理由は、以下の3つのリスクがあまりにも大きいからです。
理由① トラブル率が約40%と高すぎる
「サイズが合わない(30%)」「写真と実物が違う(25%)」「美容院が予約できない(20%)」など、何らかのトラブルを経験する人は全体の約4割にものぼります。2人に1人近い確率で失敗するリスクをとるのは危険です。
理由② 「安さ」には厳しい条件がある
メルカリがレンタルより安くなるのは、「トラブルが一切なく」「美容院も安く手配でき」「クリーニングやお直しも不要だった」という、奇跡的なケースだけです。一度でも躓くと、レンタルと同等かそれ以上の出費になります。
理由③ 一生に一度の成人式を台無しにするリスク
最も大きなリスクは金銭面ではありません。「当日着崩れて恥ずかしかった」「友達の振袖と比べて古臭くて落ち込んだ」という、取り返しのつかない思い出へのダメージです。
MMD研究所の調査によると、フリマアプリ利用者の約4人に1人(22.6%)が何らかのトラブルを経験しています。
さらに振袖の場合、特有の「サイズ合わせ」や「状態判断」の難しさが加わるため、フリモ編集部では実質的な失敗リスクは約40%に達すると見積もっています。
Q1. メルカリで買うのは絶対ダメですか?
ダメではありませんが、条件が厳しいです。「着物の知識がある」「成人式まで半年以上の期間がある」「トラブルに対応できる予備費がある」という方であれば、掘り出し物が見つかる可能性もあります。
Q2. レンタルとメルカリ、結局どっちが安いですか?
「一切のトラブルがなく、すべて自分で手配できた場合」に限り、メルカリの方が安くなる可能性があります。
しかし、お直しやクリーニングが発生した時点でレンタルの方が安くなるケースが大半です。リスクを含めた「期待値」で考えると、レンタルの方がコストパフォーマンスは高いと言えます。
Q3. メルカリで成功する人の特徴は?
「自分の着物サイズ(裄丈・袖丈など)を正確に把握している人」です。洋服感覚でS/M/Lで判断せず、cm単位でサイズを判断できる人であれば、失敗のリスクを大きく減らせます。
この記事では、メルカリで振袖を購入する際の総額費用とリスクについて検証してきました。
一生に一度の成人式。
「安く済んだ!」という結果も大切ですが、「当日は最高に可愛かった!」という思い出はもっと大切です。
ぜひリスクとメリットを天秤にかけて、あなたにとって後悔のない選択をしてくださいね。
振袖の流行や最新情報をお届けます。